そこに物語がある限り

あいどるとか台湾とか。とにかく好きな事もの人の話。

ダイバート初体験

よく聞く言葉としては、目的地変更。
今回の復路で初体験しました。
というか、ダイバートだけじゃなくもっと残念な事も起きたのです…まさに負のスパイラル。
この様にニュースになっていました。
その場での説明はほぼ皆無だったので食い入るように読みました。
そう。
このJW104に乗っていたのです。

通常ルートで、むしろ予定より少しだけ早く到着出来そうという機内放送があり着陸1時間ほど前になる頃、成田空港付近が強風だと。前を飛んでいた国際線は名古屋に行ったりしていると。でも順番きたから着陸するね!揺れるけど大丈夫だからね!(ニュアンス)という頼もしい機長さんの言葉を信じた。しかしながら滑走路が見え、あと車輪出すだけじゃ無い?!ってとこで再浮上しちゃったよ?!思わずみんな声出ちゃうよね!!これまで何度も国内外路線の飛行機に乗っていますが、一番揺れた…翼が見える座席を指定した事を後悔するくらい撓んでた…とても軽い素材で出来ているのだと心から実感するほどだった…地上の木々もね、なぎ倒れんばかりの風を受けていた…地上から私たちの乗っている飛行機を見る方が恐怖を感じるのではないかというくらい、グラつきながら高度を下げていたと思うの。
再浮上した私たちへ、機長さんからの言葉が届くには少し時間を要した。この間、私は恐かった…LCCだし燃料の余分なんか絶対無いよな、と。燃料不足で落ちるなんてありえないけど、ありえないよね?!と。そしてしばらくして告げられたのは名古屋への行き先変更。しかしね、この時点で多分詳細の説明は無かった気がする。まさか名古屋では燃料を積むだけだなんて…ほぼ100%の乗客が、名古屋で解散と思ったんじゃないかな?私もそのひとり。どうせセントレア行くならじっくり見たいわなんて思ってたし、ひつまぶし食べる〜という声も遠くから聞こえてきた。しかし叶わぬ夢であった…燃料補給中は機内に居てはいけない為、タラップみたいな所に缶詰。一応検疫の方が体温チェックをしてそのまま待機。国外からの路線には、厳しい線引きがあるのだと実感。燃料補給を終えてから、成田までは順調であっという間。成田での着陸には少しだけ待ちがあったかな?程度。2度目の成田への着陸は大きな揺れも無くスムーズ。あとは入管通って最終電車の1本前に乗れるかなーて時間。そして飛行機を降り、バスに乗りターミナルへ向かうのですが…ここでなんと国内線ターミナルに行っちゃったんだって!私はターミナル着後に我慢していたトイレへ直行したのですが、確かに視界に入る預かり荷物のベルトコンベアにはて?と感じた記憶はある。ただでさえ、5時間近く遅れていたからターミナル着後すぐに飛び出て行ってしまった人がいたという事件。電車の切符売り場まで、入管通っていない乗客をバニラのCAさんが探し回っていたよ…大変そうだったな。
結局、私的最終電車に乗りどうにか日付変更前に帰宅。
翌日も元気(?)に朝から出勤。

【結論…次回への応用】
LCCを利用している時点で、厚遇を期待している訳ではないので遅延に関してはしょうがないとしか思わない。ただ、過去に国内線(スカイマーク)で、長崎から新神戸経由羽田という便を利用した際に天候不順の為新神戸が最終目的地になるかもとチェックイン時に説明をされ長崎を発った事がある。結果、問題なく羽田へ着陸した。今回の台北成田便では、チェックイン時には何の説明もなく着陸直前に知らされた。機長さんが、事前に知らせていなかった事に対して言及していた気がするのでこの少しの差が着陸には大きく関わるのだろうか。はたまた国内線と国際線の違いなのか。おそらく細かい事は航空会社によって異っていたりするだろうから、“普通は”なんて言葉は使えない世界なんだろうけれど。
月曜から仕事だし、夕方着の飛行機で帰ろうと私にしちゃ珍しく余裕のある選択が全く意味をなさなかったという事に一番もやもやが募る。という訳で、もし次台北に行くときにはJW104ではなくJW108を使う事にする。
そして、第3ターミナルから電車に乗るフロアまでの所要時間はおやそ15分。歩く速度は少し早め(私的にはたまに小走り)
第3ターミナルを使う国際線は限られていて、他便との到着時間のダブりが少ない様に感じる。2度使用しどちらも22時以降着だったが、入管の混雑もほぼ無く預かり荷物もすんなり出てくる。しかし荷物に関しては運もあるから何とも言えないかな。少なくとも私が使用している40Lのリュックは気持ち早めなのかもしれない。
バニラエアは個人的に好きなので利用しないという選択肢は今の所なし。
二度とこの様な自体が起きない事を祈ります。